私の大好きだった人

2004年12月29日
前の彼のお母様からメールが届いた。
クリスマスイブの日だ。夜遅く。

名前を見たときびっくりした。

彼に何かあったのか?
彼がどうにかなってしまったのか?


そんなことが頭に浮かぶ。

身体が震えた。

メールを開いてみると、

「お元気ですか?突然のメールごめんなさい。
さっちんは元気で過ごしていらっしゃいますか?
去年のちょうど今日、家に訪ねて来てくださいましたね。
どれくらい嬉しかった事か…。どうかさっちんは
幸せの選択肢を選んでください。」

とありました。
なにかあったのかしら?

って心がキリキリと痛む。

すぐにメールを返した。

彼とも彼のお母さんとも、
あの別れた日からメールをしていない。

だから、本当にびっくりしたのだ。

「彼は元気ですか?なにかあったのですか?
病院には行きましたか?」

聞きたいことは山のようにあったけど、
それしか聞けなかった。

お母さんからの返事には。

「相変わらず部屋に閉じこもりきりです。
さっちんはどうか幸せになって」

とありました。

彼はまだ真っ暗な世界から抜け出してはいなかったのだ。
あれからもう8ヶ月たつ。
ずっとその間部屋にひとりで閉じこもっているのだ。

涙がでた。

私は救うことができなかった。
それ以上に、彼の手を離してしまった。

そのときの思いがまた私を締め付けた。

大好きだった。
本当に救いたかった。

神様を信じてた。

★とっさん、さとちゃんへ秘密

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